折損タップ除去用ドリルとは? サイズ選定と加工条件
折損タップ除去用ドリルとして、EX-H-DRL(通称ハードドリル)がございます。
各サイズ、タップの種類毎に適応のドリル径のものをお使いください。
ツールNo. EDP No. |
直径 DC |
溝長 LCF |
全長 OAL |
シャンク径 DCON |
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折損タップ除去用ドリルとは? サイズ選定と加工条件
折損タップ除去用ドリルとして、EX-H-DRL(通称ハードドリル)がございます。
各サイズ、タップの種類毎に適応のドリル径のものをお使いください。
ツールNo. EDP No. |
直径 DC |
溝長 LCF |
全長 OAL |
シャンク径 DCON |
ドリルの送り量(mm/rev)という単位は、ドリルが1回転で何mm進むかを表しています。単位は「ミリ パー レボリューション」と読みます。
オーエスジーのドリルカタログ条件表では、主要なサイズのドリル1回転当たりの送り量(mm/rev)を被削材ごとに範囲で掲載しています。条件表に掲載していないサイズの送り量(mm/rev)を参照する時は、近いサイズの送り量(mm/rev)の範囲から、そのドリル径の何%分を1回転で進むのかを参考にしてください。なお、工作機械のプログラムにおいて、数字の単位をインチ(inch)で表現する場合は、1(inch)=25.4(mm)に換算してください。
例えば・・・
ドリル:EXーG
ロングドリルをガイド穴に入れる際の回転速度は?
フラットドリル(ADFシリーズ)と座ぐり用エンドミル(ZDSシリーズ)の違いは、
ADFは工具径の2倍の深さまで加工可能。 穴拡大代も安定した加工が可能です。
ZDSは工具径の1倍の深さまで加工可能。穴底の平坦度を出しやすい仕様です。
使い分けることでより良い加工を行うことができます。
ドリルは切りくずを出しながら掘り進む為、常に溝から外に切りくずを排出し続ける必要があります。もし、溝が全部埋まるくらいまで掘り進んでしまうと、切りくずを排出することができなくなり、溝の中に切りくずが詰まってドリルは折損してしまいます。事前にそのドリルが加工できる穴の深さを把握しておく必要があります。ドリルが穴あけできる深さの目安は、そのドリルの溝長から、ドリル径を1.5倍した値を引いた数字となります。Φ10のドリルで溝長90mmの場合、穴あけできるドリルは90-15=75mmという形になります。図面指示の穴深さに対して、そのドリルで加工できるかを確認しましょう。
使用するドリルが加工可能な穴深さの目安(A)
(A)=
機械馬力が充分なら、下穴は不要です。無垢の状態からの穴あけを推奨致します。
機械馬力不足などで、下穴加工後にドリル加工を行う際は、切りくずがつながり工具に巻き付く恐れがある為、ステップ加工をご検討ください。
フラットドリルと先端角ありのドリル どのように使い分ければよいか?
座ぐり加工のように、その形状でないと加工できない場合をはじめ、フラットドリルが有利となる場面でお使いください。
フラットドリルが有利な場面
・ 傾斜面への穴あけ(入口・ 抜け際)
・表面が不均一な面への穴あけ
・バリが発生しやすい時
・プランジ加工
先端角付きのドリルが有利な場面
・平らな面への穴あけ
・高能率加工
・深穴
フラットドリルのメリット
先端フラット形状により、ワークの 抜け際で薄くなり剛性に乏しい部分をロールオーバさせ
3枚刃ドリルと2枚刃ドリルの違いは?
まず、2枚刃ドリルから改善したい点はどのようなところでしょうか?
先端角とは ドリル先端角の効果
先端角とはドリルの先端部の角度の事になります。
一般的にハイスは118°超硬スチール用は140°が標準になります。
先端角が小さいほど垂直方向にかかる抵抗(以後スラスト抵抗)は小さくなりますが先端は欠けやすくなり、切りくずは薄長くなります。先端角が大きくなりますと切りくずは厚く短く良好になりますがスラスト抵抗は大きくなってしまいます。
▽先端角と実質切込み量
先端角 小 | 先端角 大 |