直角コーナ加工が可能なエンドミルとは? ピンカド・ライトアングル
図面において直角コーナの指示がある場合、エンドミル側も直角である必要があります。しかし、一般的な超硬エンドミルの場合、欠けを抑制するために角に「ギャッシュ」という意図的にエンドミルの角を取る刃当てが施されています。角にギャッシュが施されているエンドミルは、直角でないため、直角コーナを加工することができません。一方で、刃先が鋭利で直角加工が可能なエンドミルの仕様である“ピンカド”仕様は正確な形状を削り出すのに最適とされますが、どうしても加工時に刃先チッピングのリスクが高くなります。
そこでおすすめなのが、AE-VMシリーズのライトアングルタイプです。
AE-VMライトアングルタイプなら特殊な刃当て(ギャッシュ当て)により、耐チッピング性を備えながら刃先の径変化による削り残しを抑えるため、高能率で正確な直角コーナ加工が可能です。
AE-VMライトアングルタイプなら特殊な刃当て(ギャッシュ当て)により、耐チッピング性を備えながら刃先の径変化による削り残しを抑えるため、高能率で正確な直角コーナ加工が可能です。
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軟鋼やSUSなどの一般鋼の直角コーナ加工には、AE-VMライトアングルタイプがおすすめです。
さらに、非鉄材料において直角コーナ加工の場合には以下のシリーズがおすすめです。
・ 非鉄用超硬DLCエンドミル AE-TS-N(-SP)(ショート)、AE-TL-N(-SP)(ロング)
・ 非鉄用超硬DLCエンドミル 高機能タイプ AE-VTS-N(-SP)
さらに、非鉄材料において直角コーナ加工の場合には以下のシリーズがおすすめです。
・ 非鉄用超硬DLCエンドミル AE-TS-N(-SP)(ショート)、AE-TL-N(-SP)(ロング)
・ 非鉄用超硬DLCエンドミル 高機能タイプ AE-VTS-N(-SP)
(FAQID:7872)