Aタップ、V-SFTとの違い
AタップとV-SFTでは、コーティングは同じVコーティングですが、この2つのタップは母材、溝の仕様が違います。
対応被削材はほぼ同等です。
Aタップは、母材に粉末ハイス+Vコーティングによる高寿命に加え、抜群の切りくず排出性を持っております。
それらの仕様により、幅広い被削材対応だけでなく、切削条件も広く対応することができます。
(切削速度15m/min以上は同期機能での使用を推奨いたします。)
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A-SFTの突出しセンタ<Aタップ>
A-SFTの突出しセンタは、すべてのサイズで除去してあります。さらに、Aタップのラインナップには食付き長さが短いショートチャンファタイプもある為、限られた下穴深さに対して、より長い有効ねじ長さを加工することができます。
鋳物のねじ加工では、ハンドタップを推奨致します。
A-SFTにて鋳物加工をした場合、一般鋼を加工した時のつながった切りくずでなく、細かく砂状の切りくずとなるため、うまく排出されない場合があります。
また、切れ味重視の刃先仕様となっているA-SFTは工具摩耗しやすい鋳物の加工には適しておりません。
鋳物の加工には鋳物用ハンドタップもしくは一般用ハンドタップをお勧めします。
Aタップシリーズとは?どんなタップ?
Aタップは、強靭な母材に加え、耐熱性・耐摩耗性に優れたVコーティングを施した次世代のタップです。30HRC以下の幅広い被削材に対応します。切りくず形状をコントロールする特殊な溝形状により、従来に比べ排出性に優れ、切りくずトラブルに大きな効果がございます。さらに、切削条件も低速条件から高速条件まで広く対応するため、使用機械も幅広くお使いいただけます。
▽参考資料:幅広い被削材と、幅広い切削条件で使えるAタップシリーズ
Aタップとは?その特長とメリットとは
Aタップは、幅広い被削材や切削条件において、強みである「抜群の切りくず排出性能」で安定したねじ加工を実現するタップです。
一般的にタップ加工では刃先寿命に関わらず、切りくずの噛みこみ等で突発的な折損が起こりうる工具です。そのため、うまく切りくずを排出させるために、用途別の工具選定、切削条件、切削油など、加工ごとに工具や環境を用意をしなくてはいけませんでした。Aタップはそんな悩みを抱える加工現場へ改善を提案できるタップです。