Dとは工具径を表します。
深さや長さを工具径に対して何倍かという表現で、○○Dと表します。
ドリルやエンドミルでは工具の外径に対して何倍か、タップでは、ねじ外径に対して何倍かを表現します。ねじサイズでM20ならはタップ外径φ20として、M10ならばタップ外径φ10として計算します。
使用例①
穴加工:φ6 穴深さ36mm
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金属材料の性質を表す単位には様々なものがあり、金属材料の加工前にその数値を確認しておく事が重要です。
切削工具も被削材の硬さに合ったものを選定することがポイントとなります。
鉄鋼材料の中でもタップやドリルで加工する材料の単位は、比較的硬い材料の硬さを表すHRCや、比較的軟らかい~中程度軟らかい材料の硬さを表すHBなどがあります。
HRCは、ロックウェル硬さ試験のうち、硬い金属に用いるCスケール鋼球を圧子として試験した硬さの単位となります。
HRAは、Aスケールを用いた試験となります。
他の硬度単位との換算表は、以下でご紹介しております。
材質に力を加えると破断しやすい性質。
割れやすく、もろい性質。
(FAQID:302)
(FAQID:305)
ダクタイル鋳鉄とは、強度や延性を改良した鋳鉄です。「ダクタイル」と英語で「のびる」という意味で、硬くてのびるため、切削しにくい特徴があります。球状黒鉛鋳鉄とも呼ぶこともあります。
JIS記号は、FCD450、FCD600など。
なお、数字が大きくなるほど、強度が増し、切りくずがつながるようになります。
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