多刃のエンドミルで溝加工はできるか?
一般的な4枚刃のエンドミルでは、 チップポケットが狭く、大量の切りくずを排出する必要がある溝加工には推奨していません。
2枚刃のエンドミルは、 チップポケットが広く切りくず排出性が良い為、溝加工をはじめとする、切りくず排出性を求められる加工に有効です。
▽参考資料: 刃数と特性
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多刃のエンドミルで溝加工はできるか?
一般的な4枚刃のエンドミルでは、 チップポケットが狭く、大量の切りくずを排出する必要がある溝加工には推奨していません。
2枚刃のエンドミルは、 チップポケットが広く切りくず排出性が良い為、溝加工をはじめとする、切りくず排出性を求められる加工に有効です。
▽参考資料: 刃数と特性
エンドミルの刃長や突出し長さによって、どれくらい切削条件を調整すればよいか
工具径に対し、突き出し量が長くなればなるほど、加工中にびびりやたわみが生じます。条件を下げることで、びびりやたわみの原因となる力を減らすことができる為、 そういった現象を軽減する事が出来ます。
刃長や突出し長さの割合であるL/Dの値によって、下表を目安に調整ください。ショート刃タイプのカタログ条件に対して、切削条件の抑制比率を表しております。加工環境や加工ワークによって切削状況は異なりますので参考値とお考え下さい。
▽刃長の違いによる条件の目安 【比率:%】
ロング刃の切削条件
EDLの切削条件表はカタログに掲載しておりませんが、一般用エンドミルEDSの切削条件を基準に、突出し量によって、送りと回転を調節します。
▽参考資料: 突出し量と切削条件
L/D | 種類 | 切削速度 | 1刃当り送り量 | 送り速度(仕事) |
ヘリカル加工とは、X・Y・Zの3軸同時制御機能による遊星運動を利用した加工を言います。
機械設備側に、ヘリカル補間機能が必要です。
小型マシニングセンタや剛性に乏しいワーク形状でも、加工負荷を調節でき、エンドミルの工具径より大きな穴加工ができます。
同様に、ヘリカルの動きでねじを加工するスレッドミルという工具もあります。
エンドミルやインデキサブル( チップ交換式)カッタで、ヘリカル加工を行う時の切削条件はどのように計算すればよいかをご紹介します。
例として、超硬防振型エンドミルAE-VMSS φ10でφ18の穴をランピング角度3°でヘリカル加工する場合で考えてみましょう。
カタログの推奨条件は、回転速度3,200min-1、送り速度840mm/minです。
①カタログ掲載の溝加工推奨条件から目安を計算
回転速度と1回転あたりの送り量は、カタログ推奨条件の溝加工条件から×70%を目安にします。
回転速度(目安)=3,200×0.7=2,240m
びびり対策として有効な手段は?
びびりの原因と対策について以下にまとめております。
樹脂加工_エンドミルやカッタの切削条件基準表はありますか?
当社の非鉄用DLCエンドミル(AE-TS-N、AE-TL-N、AE-VTS-N、PXAL)は樹脂加工にも対応します。