ねじ形状や寸法はISOや従来JISの管用ねじと同じなので、(括弧)内のタップやダイスなどの工具が共用可能です。
しかし、ゲージは規格が異なるため共用できずBSP専用のゲージが必要となります。
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UNFのFはファインピッチ(細目)の事です。
これに対してUNCのCはコースピッチ(並目)の事です。
例として 5/8‐11 UNC(1インチ間に11山) 5/8‐18 UNF(1インチ間に18山)
図面の管用ねじ記号の箇所に10Aと表記されている場合があります。
この10Aとは、管用ねじの3/8サイズの事を指します。
○○Aとは、配管規格でのサイズ表現です。
ユニファイねじのような「インチ呼び」での表現と組み合わせが決まっています。
UNJC・UNJFねじは主に航空機産業で採用されるねじ規格となります。
めねじ加工においては、UNC・UNFのタップ、またはスレッドミルが共用可能です。
※UNJC・UNJFは航空機用ねじとして3B級(1級相当)が使われることが多く、タップが2級相当を狙いとした標準のタップ精度のものでは、ねじ精度を合格させることが難しい場合があります。
※下穴はUNJC・UNJFの下穴径にする必要があります。
JISにて規定されている、映画撮影機用写真レンズの取り付けねじで、1-32Uを「Cマウントねじ」と表現します。
タップは特殊品となりますが、プラネットカッタを使用出来る環境であれば、チップ交換式ハイプロプラネットカッタのマルチポイントタイプ(チップは標準在庫品)で、加工が可能です。
同じく、ソリッドタイプのプラネットカッタで「 小径ねじ用プラネットカッタ WH-VM-PNC No.8-32 」や「 AT-1 山数32のタイプ 」で対応可能です。
ねじ長さによって使用可能工具が変わりますので、一度、NCプログラム作成ツールのスレッドプロでご確認下さい。
JIS B 7127 映画撮影機用写真レンズの取付けねじおよびフランジ焦点距離
PFとGは共に管用平行ねじですが、ゲージはそれぞれ寸法許容差が異なります。その為、PFのゲージで合格するが、Gのゲージでは不合格ということはあり得ます。
GとPFのゲージ共用はできません。
図面指示通りのゲージを使用して下さい。
WPは従来JISの止まり側工作用、IPは止まり側検査用プラグゲージを表します。
NPはISO(現行JIS)の止まり側の記号で、工作用と検査用の区別はありません。
※通り側は従来JIS、ISOともに、GPですが、ねじ精度が異なるため、共用できません。図面指示のものをご使用ください。
限界ゲージは嵌め合いを測定するものであり、長さを正しく測定するものではありません。
ねじ部先端には面取りや不完全山払いがあるため、正確な判定はできません。
例えば、平行ねじゲージの両端面の不完全山払いは、呼びとピッチによっても異なりますが、3/4回転以上1回転以内とされ、
管用テーパねじについては、ねじの種類によってその寸法がそれぞれ異なります。
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Q:M10×1.5のゲージで、有効ねじ長さを検 |