~正しい選定に必要な確認項目~
① ゲージの種類
(プラグゲージ、リングゲージ、管用テーパねじゲージ 等)
(メートルねじ、ユニファイねじ、管用テーパねじ、管用平行ねじ 等)
(細目は同じサイズで複数ピッチあり。ユニファイや管用は山数表示)
(精度だけでなく、オーバサイズで合格させたい場合もあり)
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管用テーパねじプラグゲージは、切欠きの数に違いがあります。
Rは2段、PTは1段です。
【管用テーパねじゲージの違い<プラグ>】
ゲージ記号 | TG | TG |
種類 | P |
ねじの検査時、正常時とは逆に、通り側が止まって止まり側が通ってしまった場合は、どう判断はするべきでしょうか?
その場合、ねじの判定としては不合格となります。
止まり側ゲージは単独有効径のみの確認をするために低い山形となっています。
止まり側ゲージが通るということは、有効径不良です。
めねじであれば過大。おねじであれば過小。
通り側ゲージは被削材のねじ山形に近い形状をしており、ワーク長間ゲージを通すことにより、総合有効径(単独有効径、山形とピッチ)を確認しています。
止まり側ゲージが通り、通り側ゲージが止まるということは、単独有効径以外で通り側ゲージが被削材と干渉しているということです。
めねじであれ
ピッチとは? リードとは?
ピッチとは、ねじの軸断面において隣り合う山形の相対応する二点間を軸線に平行に測った距離で、
Pで表され、1.5Pとは1.5ピッチを指します。
リードとは、ねじ山が一回転した時の始めの位置と終わりの位置の距離(軸線と平行)で、 Lで表されます。
・ねじの用語
ミシンねじ(SM) JIS B 0226
ねじ山角度は60度です。
精度は1、2、3級 で、呼びはインチサイズ
例)SM1/8-44 SM1/4-40
タップ、ゲージの標準品が有ります。
基準山形
インサートねじ用限界ゲージとは、インサート(ヘリサート)を入れる前用の限界ゲージの事。
HL-LGはOSGの固有の記号です。限界ゲージとは通り側と止り側で1組となっております。
通常のねじゲージとの違いとして、インサートねじ用プラグゲージは、呼びの後に○囲みでHの表示があります。
インサートねじのゲージ検査 |
インサートねじ用の限界プラグゲージで検査 通り側が通って、止り側が2回転以上入らなければ合格 ※インサートを挿入する前に検査ください |
ゲージ記号 | TG | TG |