折損タップ除去用ドリル「EX-H-DRL」のことです。。 折れ込んでしまったタップの芯を砕きタップを除去するドリルです。形状及びサイズに適応したドリル径を使用してください。このドリルはマシニングセンタで使用します。切削速度の目安は20~25m/min、送り速度は通常のドリル加工と違い、手動による送り操作により行います。
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折損タップ除去用ドリル「EX-H-DRL」のことです。。 折れ込んでしまったタップの芯を砕きタップを除去するドリルです。形状及びサイズに適応したドリル径を使用してください。このドリルはマシニングセンタで使用します。切削速度の目安は20~25m/min、送り速度は通常のドリル加工と違い、手動による送り操作により行います。
主軸の回転速度【min-1 】 = Vc(切削速度) × 1000 ÷ Dc(工具径) ÷ 3.14
タップの送り速度(=F)は1回転1ピッチなので、同じく上記資料のピッチを回転数に掛けた値を算出(mm/min)。
これで、工具を動かす回転速度と送り速度が算出できました。
③そのタップを貫通するまで加工します。
Aタップ、ボール盤での使用
Aタップには自己案内性がありますので、ボール盤でも使用可能です。しかし、Aタップに限らず、タップ加工時には1回転で1ピッチ分進む必要があります(1条ねじの場合)。ボール盤の場合、送り速度(mm/min)が手動によるため、高能率かつ高負荷な状態が予測される場合においてスパイラルタップやポイントタップでは、加工負荷により1回転で1ピッチに対してずれが生じる可能性があります。高能率加工を可能にするAタップの性能を引き出すには送りの安定化が必要です。
▽参考資料:Aタップ
管用テーパねじ用のA-TPTでインコネルやハステロイの加工は可能か?
基本的にはお勧めしておりません。
インコネルやハステロイの管用テーパねじ加工には、カタログの対応被削材にてNi基合金に〇のある、難削材用のCPM-TPTをお勧め致します。
タップの加工能率と切削条件の関連性
加工能率は、送り速度(Vf、mm/min)で表されます。
タップの送り速度の計算式は、Vf=ピッチ×n(回転速度=1分間の回転数)・・・① 、
回転速度の計算式は、n=(Vc(切削速度)×1000)/(3.14×Dc(工具径))・・・②
管用テーパねじ加工で縦にスジが付く(ストップマークが付く)時の対策は?
タップで加工する場合、正回転で加工後に逆回転でもどるため、必ず縦のスジ(ストップマーク)が付きます。
管用テーパタップ TPTはステップ加工が出来るか
タップでのステップ加工は、ドリルと違い切りくずがタップねじ部に噛みこむため 推奨しません。
また、管用テーパタップでステップ加工を行う場合、一旦加工点から離れて再度加工する際に接触する面積が大きく、振れなどの不安定な挙動を起こしやすくなってしまいます。そのため、管用テーパタップの加工はノンステップで加工することを推奨します。