加工条件・トラブルシュート | オーエスジー

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折損タップ除去用の工具とは?

折損タップ除去用ドリル「EX-H-DRL」のことです。。 折れ込んでしまったタップの芯を砕きタップを除去するドリルです。形状及びサイズに適応したドリル径を使用してください。このドリルはマシニングセンタで使用します。切削速度の目安は20~25m/min、送り速度は通常のドリル加工と違い、手動による送り操作により行います。

 

破損タップ穴あけの作業手順
(1)ドリル及びワークをしっかりと固定し、破損したタップの中心にドリルを置きます。タップの頭が上に出ている場合には、破断面をグラインダーなどで平らにすると中心が出しやすくなります。
No : 704
公開日時 : 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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ポイントトタップの使用手順
①タップの内径の大きさで下穴をあけます
②ポイントタップの切削条件を選定します
上記のタップ工具径と、被削材ごとの範囲内の切削速度より、回転速度(min-1)(=S)を算出します。

主軸の回転速度【min-1 】 = Vc(切削速度) × 1000 ÷ Dc(工具径) ÷ 3.14

 タップの送り速度(=F)は1回転1ピッチなので、同じく上記資料のピッチを回転数に掛けた値を算出(mm/min)。
これで、工具を動かす回転速度と送り速度が算出できました。

③そのタップを貫通するまで加工します。

No : 8238
公開日時 : 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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下穴径の基準寸法から拡大代を考慮したドリルで下穴を加工します。

切削タップの場合は、下穴=内径となるため、下穴を内径プラグゲージでチェックします。
下穴が内径となる理由は、タップのねじ部の谷は下穴径よりも小さい形状をしているため、タップの谷では切削されず、下穴で使用したドリル径が内径としてそのまま残る形となるためです。

溝無しタップの場合は、ドリルで下穴加工後、溝無しタップで加工しためねじの盛り上がりを内径プラグゲージを使い、寸法が適合するまで下穴径を変更し、テストしていきます。

下穴径は切削タップと、溝無しタップでは異なります。
No : 8323
公開日時 : 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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タップの加工深さ 計算方法とは?

タップの加工深さを計算するには、図面指示やタップからカタログから以下の長さを確認下さい。

有効ねじ長さ

食付き部長さ

突出しセンタ長さ(カタログから有無をご確認下さい)

 

有効ねじ長

No : 9535
公開日時 : 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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Aタップ、ボール盤での使用

Aタップには自己案内性がありますので、ボール盤でも使用可能です。しかし、Aタップに限らず、タップ加工時には1回転で1ピッチ分進む必要があります(1条ねじの場合)。ボール盤の場合、送り速度(mm/min)が手動によるため、高能率かつ高負荷な状態が予測される場合においてスパイラルタップやポイントタップでは、加工負荷により1回転で1ピッチに対してずれが生じる可能性があります。高能率加工を可能にするAタップの性能を引き出すには送りの安定化が必要です。

▽参考資料:Aタップ



(FAQID:594)
No : 594
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/04 14:49
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Aタップ_同期送り機構付きの機械での使用

Aタップ_同期送り機構付きの機械での使用

Aタップはシンクロ機能(同期機能)付きの機械で使えます。

 
切削速度が15m/minを超えるときには、同期送り機構付きの機械での使用をおすすめいたします。
 
さらに、同期送り機構付きの機械にてAタップをご利用でしたら、Aタップの耐久性能を大きく延ばすことができるタップホルダ「シンクロマスター」をおすすめいたします。
 
 
▽参考資料:
No : 622
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/01 02:38
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管用テーパねじ用のA-TPTでインコネルやハステロイの加工は可能か?

管用テーパねじ用のA-TPTでインコネルやハステロイの加工は可能か?

基本的にはお勧めしておりません。

インコネルやハステロイの管用テーパねじ加工には、カタログの対応被削材にてNi基合金に〇のある、難削材用のCPM-TPTをお勧め致します。

 

 



(FAQID:651)
No : 651
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/01 02:38
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タップの加工能率と切削条件の関連性

タップの加工能率と切削条件の関連性

加工能率は、送り速度(Vf、mm/min)で表されます。
タップの送り速度の計算式は、Vf=ピッチ×n(回転速度=1分間の回転数)・・・① 、
回転速度の計算式は、n=(Vc(切削速度)×1000)/(3.14×Dc(工具径))・・・②

となりますので、①に②を当てはめると
Vf=ピッチ×(Vc×1000)/(3.14×Dc)で表すこともできます。
No : 8491
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/01 02:38
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管用テーパねじ加工で縦にスジが付く(ストップマークが付く)時の対策は? 

タップで加工する場合、正回転で加工後に逆回転でもどるため、必ず縦のスジ(ストップマーク)が付きます。

対策としてはスレッドミルで加工する事を推奨します。

スレッドミルによるストップマークの改善
 管用テーパねじ品位向上
 一般テーパタップと比べて
 ・真円度が高い
 ・ストップマークが発生しない

No : 8922
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/04 14:49
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管用テーパタップTPTはステップ加工が出来るか

管用テーパタップ TPTはステップ加工が出来るか

タップでのステップ加工は、ドリルと違い切りくずがタップねじ部に噛みこむため 推奨しません。

また、管用テーパタップでステップ加工を行う場合、一旦加工点から離れて再度加工する際に接触する面積が大きく、振れなどの不安定な挙動を起こしやすくなってしまいます。そのため、管用テーパタップの加工はノンステップで加工することを推奨します。



(FAQID:8923)
No : 8923
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/01 02:38

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