折損タップ除去用ドリル「EX-H-DRL」のことです。。 折れ込んでしまったタップの芯を砕きタップを除去するドリルです。形状及びサイズに適応したドリル径を使用してください。このドリルはマシニングセンタで使用します。切削速度の目安は20~25m/min、送り速度は通常のドリル加工と違い、手動による送り操作により行います。
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折損タップ除去用ドリル「EX-H-DRL」のことです。。 折れ込んでしまったタップの芯を砕きタップを除去するドリルです。形状及びサイズに適応したドリル径を使用してください。このドリルはマシニングセンタで使用します。切削速度の目安は20~25m/min、送り速度は通常のドリル加工と違い、手動による送り操作により行います。
主軸の回転速度【min-1 】 = Vc(切削速度) × 1000 ÷ Dc(工具径) ÷ 3.14
タップの送り速度(=F)は1回転1ピッチなので、同じく上記資料のピッチを回転数に掛けた値を算出(mm/min)。
これで、工具を動かす回転速度と送り速度が算出できました。
③そのタップを貫通するまで加工します。
チタン2種(TB340)へのタップ加工
チタン2種(TB340)は熱処理無しの純チタンとなり、ステンレス用のタップ「EX-SUS-SFT」をお勧めします。
チタン合金用の「V-TI-SFT」は、熱処理され硬さを持ったチタン合金に向いており、チタン2種には切れ味不足となるためお勧めしておりません。
ハステロイC22・C276へのタップ加工
ハステロイC22・C276へのタップ加工において、溶体化処理後のものであれば、A‐SFTやEX-SUS-SFTを推奨します。切削条件の目安は切削速度(Vc)3m/minを目安に調整して下さい。
Aタップ、ボール盤での使用
Aタップには自己案内性がありますので、ボール盤でも使用可能です。しかし、Aタップに限らず、タップ加工時には1回転で1ピッチ分進む必要があります(1条ねじの場合)。ボール盤の場合、送り速度(mm/min)が手動によるため、高能率かつ高負荷な状態が予測される場合においてスパイラルタップやポイントタップでは、加工負荷により1回転で1ピッチに対してずれが生じる可能性があります。高能率加工を可能にするAタップの性能を引き出すには送りの安定化が必要です。
▽参考資料:Aタップ