めねじ精度とタップ精度(切削タップ:oh精度) | オーエスジー

No : 9854
公開日時 : 2021/10/18 22:35 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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めねじ精度とタップ精度(切削タップ:OH精度)

OH精度とは、所定のめねじ精度を満足させる為に、作業条件に合わせてタップの精度を選定出来るよう、

階段式にタップの精度を設定したオーエスジー独自のタップ精度方式を言います。 

 めねじの精度を決める上で、タップの有効径は最も重要な品質特性の1つです。

通常、タップ精度で標準的に使用されるのはJISで規定されている2級ですが、タッピングされためねじはタップの等級と同じ精度が得られるとは限りません。

これは、タップの切れ味、被削材、使用条件等によってめねじの仕上がり寸法が変化するためです。

そのため、オーエスジーでは切削タップ精度を段階的に設定し、作業状況に合わせて選定できる、独自のOH精度方式を採用しております。 

そのOH精度のタップで加工して、図面指示のねじ精度内のねじを加工するのを、それぞれの有効径がどれくらいかで狙うものです。  

 めねじ精度とタップ精度 例)M10X1.5

 ①有効径 ②基準有効径 ③JISタップ精度

④OHタップ精度 ⑤前JISめねじ精度 ⑥JISめねじ精度