ツールプリセッタとはどういったものですか?
切削工具(tool:ツール)は、非常に高速で回転させて使用します。前もってセットするという意味のプリセット(preset)。加工前に切削工具のプリセットや測定を行うことは、不良の減少、衝突防止、コスト削減に役立ちます。
~ツールプリセッタとは~
①加工に必要な工具長・工具径といった情報を外段取りで行うツールです。
②外段取りによって、機械の稼働率をUPし生産性を向上する事が出来ます。
③工具取付時の振れを確認・調整する事で工具のもつポテンシャルを活かし、高能率で安定して加工する事が出来ます。
工具測定時の比較
ダイヤルタップの場合
・接触式なので刃欠けの恐れがある
・位置決め、読み取りがひとにより値に差が出る場合がある。
・測定に時間がかかる ・データは手書きで管理
・位置決め、読み取りがひとにより値に差が出る場合がある。
・測定に時間がかかる ・データは手書きで管理
ツールプリセッタOZTの場合
・カメラ式(非接触)なので刃欠けの恐れなし
・人による差が出にくい自動刃先認識システム
・測定時間はわずか数十秒 ・データ保存・転送など多様な管理が可能
・人による差が出にくい自動刃先認識システム
・測定時間はわずか数十秒 ・データ保存・転送など多様な管理が可能
~オーエスジーが提供するツールプリセッタ<OZTシリーズ>の特長~
OZT(オーゼットティー)シリーズは、
誰でも ・簡単に ・高精度で 、
工具測定が出来るツールプリセッタです。
「誰でも」「簡単に」「高精度で」とは?
OZTシリーズの強みは、簡単で迅速な操作と高精度の両立です。
校正作業をOZTアダプタの校正用エッジにて行うシステムにより、マスターバー不要で「誰でも」「簡単に」に行うことができます。
BT・HSK・その他、校正用エッジを装備したアダプタのご用意があります。
異なるアダプタの測定の度に必要な、マスターバーを用いた校正作業から皆様を開放します。マスターバーの管理も必要ありません。
OZTシリーズの、簡単、かつ、迅速で、頻度よく行いやすい校正が、「高精度」を実現します。