タップの加工深さ 計算方法とは? | オーエスジー

No : 9535
Published : Modified : 2024/08/28 02:29
answer

タップの加工深さ 計算方法とは?

タップの加工深さを計算するには、図面指示やタップからカタログから以下の長さを確認下さい。

有効ねじ長さ

食付き部長さ

突出しセンタ長さ(カタログから有無をご確認下さい)

 

有効ねじ長さを満たすために必要なタップ加工深さは、上記を足した長さに余裕分として1ピッチ分を加えた長さが目安となります。

 

▽タップ加工深さ

 =  有効ねじ長さ(X)  +  食付き部長さ(A)  +  突出しセンタ長さ(B)  +  1ピッチ(C)
(不完全ねじ部長さ) (タップ先端の突起部分) 余裕分

 D:ドリルの先端角の部分の長さ目安=ドリル径×0.3

なお、止り穴で下穴深さに余裕がない場合は、突出しセンタ除去されており、かつ、食付き部長さが短いものが有効です。

A-SFT

食付き長さ1.5山・1山タイプあり。突出しセンタ除去。

EX-SC-SFT

食付き長さ1.5山。突出しセンタ除去。