タップの加工深さ 計算方法とは?
タップの加工深さを計算するには、図面指示やタップからカタログから以下の長さを確認下さい。
・ 有効ねじ長さ
・ 食付き部長さ
・ 突出しセンタ長さ(カタログから有無をご確認下さい)
有効ねじ長さを満たすために必要なタップ加工深さは、上記を足した長さに余裕分として1ピッチ分を加えた長さが目安となります。
▽タップ加工深さ
= | 有効ねじ長さ(X) | + | 食付き部長さ(A) | + | 突出しセンタ長さ(B) | + | 1ピッチ(C) |
(不完全ねじ部長さ) | (タップ先端の突起部分) | 余裕分 |
D:ドリルの先端角の部分の長さ目安=ドリル径×0.3
なお、止り穴で下穴深さに余裕がない場合は、突出しセンタ除去されており、かつ、食付き部長さが短いものが有効です。
食付き長さ1.5山・1山タイプあり。突出しセンタ除去。
食付き長さ1.5山。突出しセンタ除去。