高さのある立ち壁加工などでは、加工する際に非常に長い突出し長さを要します。
突出しが長いと加工時に工具はたわみやすくなります。そのため、精度も能率も上げにくい状況となります。
その際、軸方向に複数回に分けて加工する事が有効です。これをステップ切削といいます。
さらに、刃長が短く、高剛性なエンドミルを使用する事で、突出しが長い加工でも高能率・高精度な加工を行う事ができます。
側面ステップ切削による仕上げ加工
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突出しの長い加工は 切削抵抗によりエンドミルが逃げ、 精度よく加工できない |
ステップ切削 刃長の短い高剛性なエンドミルにより 高能率・高精度化 |
(FAQID:9424)