ステップ切削とは エンドミル加工 立ち壁加工 | オーエスジー

No : 9424
公開日時 : 2025/03/07 00:00 更新日時 : 2025/04/17 07:24
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高さのある立ち壁加工などでは、加工する際に非常に長い突出し長さを要します。
突出しが長いと加工時に工具はたわみやすくなります。そのため、精度も能率も上げにくい状況となります。
 
その際、軸方向に複数回に分けて加工する事が有効です。これをステップ切削といいます。
さらに、刃長が短く、高剛性なエンドミルを使用する事で、突出しが長い加工でも高能率・高精度な加工を行う事ができます。
 
側面ステップ切削による仕上げ加工
切削抵抗によりエンドミルが逃げ、精度よく加工できない
ステップ切削
突出しの長い加工は
切削抵抗によりエンドミルが逃げ、
精度よく加工できない
ステップ切削
刃長の短い高剛性なエンドミルにより
高能率・高精度化

(FAQID:9424)