転造タップでの加工で、ねじ山の山頂が形状不良 その対策は? | オーエスジー

No : 9044
公開日時 : 2021/05/10 13:49 更新日時 : 2022/07/05 14:28
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転造タップは、加工上必ずねじ山の山頂に割れこみができます。

その部分の形状が不良となる場合は、転造タップ加工前の下穴径が大きすぎ、盛り上がり不足になっています。

もしくは、下穴径が小さすぎて、盛り上がりすぎ(過転造)となっている事が考えられます。

または、タップの種類によっては転造加工後にねじ山山頂を切り取るタイプもあります。

(VーEG-NRT)さらに、小径精密部品に要望が多い、転造の過程で山頂の割れ込みを抑制するタイプもあります。(ITーNRT)