転造タップでの加工後、めねじ内径が縮小している | オーエスジー

No : 8926
Published : 2021/04/22 07:52 Modified : 2024/08/28 02:29
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・転造タップの下穴は適正か

転造タップの加工後に、盛り上げる量が多すぎ、ねじ山の山高さが狙いの範囲を超えてしまったことが考えられます。
 
※転造タップの下穴径表はあくまでも参考値です。
 
被削材によっては盛り上がり性が変わる為、下穴径を大きくする調整をご検討ください。また、被削材に対し、ドリルの切れ味が足りない場合、ドリル加工後に穴径が縮小することがあります。これは、切れ味が足りないことで切らずに穴を押し広げてしまい、ドリルを抜いた後に被削材が元の形に戻ろうとして起こります。
 
例として、一般鋼向けの超硬ドリルでSUSや軟鋼などを加工すると起こりやすい現象です。刃先の摩耗やドリルの対応被削材をご確認ください。