PT管用テーパリングゲージ用の摩耗点検用プラグゲージはある?
PT管用テーパリングゲージは、新製時にはプラグゲージを使用し、有効径、ピッチ、山の半角を小径の端面のずれから総合的に検査するという記述がJIS(JIS B 0262)にあります。
プラグとリングのセット品の場合に限り、PT管用テーパリングゲージは「セットのプラグゲージ」を使用して、端面のずれが1/4P未満であれば、摩耗点検の目安とすることはできます。
プラグとリングのセット品は、端面の面合わせを行っている為、その用途が適用可能です。
ただし、摩耗点検として使用する場合は、そのセットのプラグゲージは通常の利用はせず、摩耗点検専用としてお使い下さい。
※ねじ記号PTのゲージの摩耗限界はJISに規定されていないため、ねじ記号Rのゲージに準じた。
※1/4P以内という合否の判断はJIS規格外であり、OSG規格です。
その為、JISに基づく校正方法(管用テーパプラグゲージなら四針法)との併用や、先方との運用のご確認の上、使用をご検討下さい。
セット品ではない場合は、特殊品(PTW)となります。
(FAQID:8767)