スレッドミルで加工したねじの仕上がりが小さくなる?通り側ゲージが通らない場合の対策は? | オーエスジー

No : 871
公開日時 : 2024/10/22 00:00 更新日時 : 2024/11/01 02:39
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スレッドミルで加工したねじの仕上がりが小さくなる?通り側ゲージが通らない場合の対策は?

スレッドミルは片持ち工具であることから、加工中の負荷により倒れやたわみが発生することがあります。そのたわみなどによりねじの仕上がりが小さくなり、通り側のねじゲージが通らない場合があります。

 

加工中の負荷を軽減し、ねじゲージ合格を狙うためには、次の対策が有効です。

 

・ 切削条件の調整

使用する工具の条件範囲で、回転速度と送り速度を調整ください。特に送り速度は補正する必要がある為、プログラム作成アプリ「ThreadPro」の中で調整いただき、再度プログラムを作成することをお勧めします。

 AT-1、チップ交換式タイプスレッドミル切削条件表

 AT-2シリーズ切削条件表

 

・ パス回数を増やす

取り代を調節することで倒れ抑制を狙います。

スレッドミル用NCプログラム作成アプリ「ThreadPro」にて、パス回数を増やしたプログラムの作成が可能です。

パス数ごとに切り込む量をパーセントで指定できます。

100%を複数回行うことで、ゼロカットを設定することができます。

 

日本語版

スレッドプロでパス回数調整 和文


英語版 パス回数は4回まで選択可能です。
スレッドプロでパス回数調整 英文

 

 

 



(FAQID:871)