公差とは? 許容差とは?  | オーエスジー

No : 7801
公開日時 : 2020/08/24 10:24 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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公差」とは、指定された寸法の最大値と最小値の差です。

許容差」とは、基準となる寸法に対して許される限界値との差です。

基準寸法に対して大きい方を「上の許容差」、小さい方を「下の許容差」と表現します。


【図面指示の例】

 <図面> 10.0 -1.0/2.0
A:基準寸法 10mm
B:下の許容差 -1.0mm(9.0mmでもOK)
C:上の許容差 +2.0mm(12.0mmでもOK)
D:公差 12.0-9.0=3.0mm

基準寸法が10.0mmの溝幅に対して・・・
上の許容差が +2.0mm 、 下の許容差が -1.0mm と指定があるとき 許される溝幅の最小値は、
10.0mm - 1.0mm = 9.0mm 許される溝幅の最大値は、10.0mm + 2.0mm = 12.0mm となり、
公差は、12.0mm-9.0mm=3.0mmであると計算されます。 図面表記では、10.0 -1.0 / 2.0 といったように表現されます。