摩耗点検ねじプラグゲージとは、ねじ用限界リングゲージが摩耗しすぎていないかを確認するためのゲージです。
ねじ用限界リングゲージは使用を重ね、摩耗すると径が大きくなっていきます。摩耗が進み径が大きくなりすぎると、そのリングゲージは正しい合否判断ができなくなってしまいます。
摩耗点検ねじプラグゲージは、ねじ用限界リングゲージの有効径が摩耗代を含めた許容差範囲にあるかどうかを確認するゲージです。
合否判定の方法は、下記リンク先より参照下さい。ISOと従来JISで、方法が異なりますのでご注意ください。
合否判定の方法は、下記リンク先より参照下さい。ISOと従来JISで、方法が異なりますのでご注意ください。
そのゲージが摩耗しすぎていないかどうかを確認する事を校正といいます。
オーエスジーをはじめ、校正機関へ依頼するのが一般的です。
【リングゲージ校正の問題点】
・校正機関に依頼の間ゲージが使えない
・専用のプラグゲージが必要
・定期校正ではNGになった場合、いつからNGなのか遡って調べることが困難
これらの問題を、ゲージの管理によって改善できるのが摩耗点検ゲージです。