溝長(みぞちょう)とは
溝長(みぞちょう)とは、ドリル先端から溝の終わりまでの長さになります。
ドリルには、加工中に生じる切りくずを排出するスペースが必要です。
加工する穴深さに対して使用するドリルの溝長が足りるのかを確認しましょう。
ドリルには、加工中に生じる切りくずを排出するスペースが必要です。
加工する穴深さに対して使用するドリルの溝長が足りるのかを確認しましょう。
ドリルは再研磨をすると溝長が短くなります。使用するドリルが加工に適しているかは、ドリルを交換するごとに行うことをおすすめします。
▽加工する穴深さに対して必要なドリルの溝長
必要な溝長 ≒ 穴深さ + (Dc×1.5) (Dc=ドリルの直径)
▽穴あけできる深さ
ドリルで穴あけできる深さ≒溝長-1.5×Dc(Dc=ドリルの直径)
(A)溝長 (B)穴あけできる深さ (C)1.5×Dc (切りくずを排出するスペース) (D)ドリルの直径
【例】(A)溝長90mm、(D)ドリルの直径φ10 の場合 (B)穴あけできる深さは、 90-(10×1.5)=75mm となります。 |
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(C)が無い場合、 切りくず排出ができない |