シンニングとは
シンニングとは、ドリルの先端のチゼルエッジ(切れ刃でない部分)を薄くすることで、ドリルの中心まで刃を施す処理のことです。
スラスト抵抗を下げ、ドリルを被削材に切込み易くします。
また、切りくずを細かく分断し、排出しやすくする効果もあります。
▽参考資料: シンニングとは
ドリル先端のチゼルエッジ(切れ刃でない部分)を薄くすることで、ドリルの中心まで刃を施す処理。
スラスト抵抗を下げ、ドリルを被削材にねじ込みやすくする。
(1)シンニングあり | (2)シンニングなし |
(A)切れ刃 (B)チゼルエッジ薄くなる (C)シンニング |
(A’)切れ刃 (B’)チゼルエッジ広いまま |
▽参考資料: 先端角とスラスト抵抗
先端角118° | より大きな先端角 |
先端角は小さい方(鋭角)が入っていきやすい R:切削抵抗 R1:スラスト抵抗・・・進行方向と反対向きにかかる抵抗の力 R2:回転力 |