A-SFTで鋳物(FC)の加工は可能か?
鋳物のねじ加工では、ハンドタップを推奨致します。
A-SFTにて鋳物加工をした場合、一般鋼を加工した時のつながった切りくずでなく、細かく砂状の切りくずとなるため、うまく排出されない場合があります。
スパイラルタップは溝がねじれている分、ハンドタップに比べ、溝スペースが狭くなってしまいます。また、刃先も切れ味を持つため、摩耗が速く進む傾向があります。鋳物は工具摩耗させやすい材料です。
そのため、ストレート溝でスペースも広く、刃先の摩耗にも有利なハンドタップをおすすめ致します。
※特に能率や耐久を求める場合
ハンドタップ形状で超硬コーティング付き、オイルホール仕様のAタップシリーズ「A-CHT、A-CSF」がございます。
(FAQID:621)