転造タップの加工 穴の入り口のバリを抑制するには | オーエスジー

No : 582
公開日時 : 2019/02/26 18:10 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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転造タップの加工では、穴の入口にバリが生じることで盛り上がった形状になります。
穴の入口のバリを抑制するためには、転造タップの下穴に、あらかじめ60~70°(全角)の面取りを行うことが有効です。

穴の入口端面、面取りしない場合
A:下穴径
B:バリ
穴の入口端面、面取りした場合
A:下穴径
B:ねじの外径

※カタログ表記上、角度が全角とテーパ半角の2種類の表し方があります。 

先端角90°:全角
テーパ半角45°:半角
どちらも、面取りの角度は同じ狙いの工具です。

転造タップの下穴面取り角度60~70°を狙う場合は、面取り工具の先端角が60°のものを選定ください。