タップ下穴深さ どれくらい必要か?
タップ下穴として必要な深さを計算するには、使用するタップの加工深さを把握する必要があります。
タップの加工深さは、有効ねじ深さ+食付き部長さ(不完全ねじ長さ)+突出しセンタ長さとなりますが、1ピッチ分の余裕を見込んで、設定下さい。
タップの底当たりを防ぐ為にも、下穴深さはタップ加工深さに対して余裕を持って設定されることをおすすめしています。
A:食付き部長さ(不完全ねじ長さ)
B:突出しセンタ長さ
C:1ピッチ分の余裕分
D:ドリルの先端角部分(約ドリル径×0.3)
B:突出しセンタ長さ
C:1ピッチ分の余裕分
D:ドリルの先端角部分(約ドリル径×0.3)
突出しセンタがないタップを使用する場合
下穴加工深さ(α) = X + A + C + D
タップの加工深さ (β)= X + A + C
下穴加工深さ(α) = X + A + C + D
タップの加工深さ (β)= X + A + C
突出しセンタがあるタップを使用する場合
下穴加工深さ(α) = X + A + B + C + D
タップの加工深さ (γ )= X + A + B + C
下穴加工深さ(α) = X + A + B + C + D
タップの加工深さ (γ )= X + A + B + C