カタログ条件表は、能率重視の条件です。
より安定した加工や工具寿命を重視する場合は、下記のような調整をおすすめ致します。
・ドリルやタップの切削条件(回転数)は、カタログの条件範囲の下目から様子を見る。
ドリルの回転あたりの送り量(mm/rev)は、切りくずの形状に影響しやすいので、下げ過ぎないようにご注意ください。
被削材にもよりますが、切りくずが分断し、排出しやすい形状がドリル加工には好ましいです。
・エンドミルやインデキサブル工具では、切削速度と送り速度を共にカタログ値の0.6~0.8倍から様子を見る。
加工に問題がない場合であれば、そこから条件を上げて能率アップをするのが安全です。