切削条件表の上手な活用<切削条件> | オーエスジー

No : 365
Published : 2019/02/25 16:52 Modified : 2019/05/09 09:43
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カタログ条件表は、能率重視の条件です。

より安定した加工や工具寿命を重視する場合は、下記のような調整をおすすめ致します。

・ドリルやタップの切削条件(回転数)は、カタログの条件範囲の下目から様子を見る。

ドリルの回転あたりの送り量(mm/rev)は、切りくずの形状に影響しやすいので、下げ過ぎないようにご注意ください。

被削材にもよりますが、切りくずが分断し、排出しやすい形状がドリル加工には好ましいです。

・エンドミルやインデキサブル工具では、切削速度と送り速度を共にカタログ値の0.6~0.8倍から様子を見る。

加工に問題がない場合であれば、そこから条件を上げて能率アップをするのが安全です。