ステンレス鋼の種類 sus304 sus329 sus630 | オーエスジー

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公開日時 : 2019/02/25 16:48 更新日時 : 2024/08/28 02:29
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代表的なものでご紹介させて頂きます。

 

SUS304

オーステナイト系ステンレス。加工硬化を起こしやすく、溶着も起きやすい材質です。

切削抵抗も大きく、工具の寿命も短くなりやすい傾向にあります。

また、ロットによって性質のばらつきが多い材種でもあります。

 

SUS329(2相ステンレス)

オーステナイト系とフェライト系の2種類の性質を持っています。

切削抵抗が高く、切削によって強靭な切りくずが出るため、

工具には塑性変形やクレーター摩耗を起こしやすいとされます。

 

SUS630(17-4PH)、SUS631(17-7PH)、15-5PH等

ステンレスの中では、最もねばさと硬さがある種類です。

SUS630.631は、熱処理状況により硬さなどの性質が異なります。

工具としては耐熱合金用の仕様が求められ、SUS304などとは別条件として考えます。

特に SUS631は溶着を起こしやすいといえます。