管用ねじの組み合わせ<ねじ>
管用(くだよう)ねじには、管用テーパねじと管用平行ねじの2種類があります。
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上表の()内は、従来JISでの記号です
管用テーパねじ
管用テーパねじは、水道管やガス管など、ねじの隙間から流体や気体が漏れると困る場合に使うねじです。
その用途を耐密結合用といいます。
テーパというのは、だんだん細くなる、もしくは太くなる形状のことです。
工事現場などで使われる赤色のコーンをイメージして頂ければわかりやすいかと思います。
管用テーパねじの組み合わせ
おねじはテーパの1種類ですが、めねじにはテーパと平行の2種類があります。
RのテーパおねじをRcのテーパめねじにはめても、Rpの平行めねじにはめても、
だんだん太くなっているので、どこかで必ず止ります。
管用平行ねじ
一方、配線ケーブルの保護管など、耐密性が不要な場合は管用平行ねじが使われます。
その用途を機械結合用といいます。
管用平行ねじの組み合わせ
おねじもめねじも平行です。管用平行ねじのGは、おねじもめねじも、ねじ記号はGです。基本的には英語が元になっているのですが、Rだけはなぜかドイツ語由来と言われています。
ドイツ語で管用ねじを意味する「ローゲビンデ」という言葉からきているそうです。
(ANSI)ASME B1.20.1
(ANSI)ASME B1.20.3
(DIN)DIN10226-1,-2