一厘(いちりん)とは、インチで呼びを表す際の単位になります。
1インチ = 25.4mm
一分(イチブ) = 1/8インチ = 3.175mm
一厘(いちりん) = 一分(イチブ)の10分の1 = 0.3175mm
「一厘太(いちりんぶと)=0.3mm位太い」を表わす言葉として用いられる場合がございます。
また「 いちりんぶと の タップ 」とは、タップ加工後に「どぶづけめっき(どぶめっき)等」を施すために、オーバサイズのタップを用いる場合が多いのですが、そのタップのオーバサイズ量が+0.3mmという意味合いとなります。
オーエスジーでは、オーバサイズのラインナップでは、STDという標準サイズに対して、STD+1やSTD+3という表し方をしますが、
ねじのピッチが0.7以上では、STD+1するごとに+0.02mmのオーバサイズ量となります。
ピッチが0.6以下のものは、+0.015mmのオーバサイズ量です。