【管用テーパねじゲージの違い<プラグ>】 | オーエスジー

No : 205
Published : Modified : 2024/08/28 02:29
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管用テーパねじプラグゲージは、切欠きの数に違いがあります。

Rは2段、PTは1段です。



【管用テーパねじゲージの違い<プラグ>】

ゲージ記号 TG TG
種類 PT R
規格 従来JIS ISO
測定するねじ PT・PS Rc・Rp
使い方 管端がゲージの切欠きの範囲にあれば合格
合格範囲
切欠きの数 1 2
その他

・ RcとRpのゲージは「R」と表示

・通り/止りの設定なし 

・工作用/検査用の区別なし 

・精度なし 

管用テーパねじリングゲージは、プラグゲージのように切欠きの数に違いはありません。

ただ、ゲージ自体の厚みは、RよりPTのほうが厚くなっています。

Rはゲージ端面に基準径位置が設定してあり、PTはゲージ内部に基準径位置があるためです。


【管用テーパねじゲージの違い<リング>】

ゲージ記号 TG TG
種類 PT R
規格 従来JIS ISO
測定するねじ PT R
使い方 管端がゲージの切欠きの範囲にあれば合格
基準径の位置
合格範囲
その他

・切欠きの数に違いなし

・ゲージの厚みに違いあり 

・工作用/検査用の区別なし 

・精度なし 

なお、管用テーパねじには、平行ねじのようなねじ精度による区別がありません。1つだけです。

形状や公差が異なる為、プラグゲージ・リングゲージともに共有は出来ません。

図面指示のねじ種類のゲージを使用ください。