管用テーパねじプラグゲージは、切欠きの数に違いがあります。
Rは2段、PTは1段です。
【管用テーパねじゲージの違い<プラグ>】
ゲージ記号 | TG | TG |
種類 | PT | R |
規格 | 従来JIS | ISO |
測定するねじ | PT・PS | Rc・Rp |
使い方 | 管端がゲージの切欠きの範囲にあれば合格 | |
合格範囲 | ||
切欠きの数 | 1 | 2 |
その他 |
・ RcとRpのゲージは「R」と表示 ・通り/止りの設定なし ・工作用/検査用の区別なし ・精度なし |
管用テーパねじリングゲージは、プラグゲージのように切欠きの数に違いはありません。
ただ、ゲージ自体の厚みは、RよりPTのほうが厚くなっています。
Rはゲージ端面に基準径位置が設定してあり、PTはゲージ内部に基準径位置があるためです。
【管用テーパねじゲージの違い<リング>】
ゲージ記号 | TG | TG |
種類 | PT | R |
規格 | 従来JIS | ISO |
測定するねじ | PT | R |
使い方 | 管端がゲージの切欠きの範囲にあれば合格 | |
基準径の位置 | ||
合格範囲 | ||
その他 |
・切欠きの数に違いなし ・ゲージの厚みに違いあり ・工作用/検査用の区別なし ・精度なし |
なお、管用テーパねじには、平行ねじのようなねじ精度による区別がありません。1つだけです。
形状や公差が異なる為、プラグゲージ・リングゲージともに共有は出来ません。
図面指示のねじ種類のゲージを使用ください。