スレッドミル専用NCプログラム作成ソフトThreadPro(スレッドプロ)をおすすめします。
  加工したいねじを入力する事で、その加工ができる工具が一覧で表示されます。
 
 
  以下の手順で選定ください。
 
 
  手順①Web版ThreadPro(スレッドプロ)にアクセス
 
 
  ブラウザ上で起動します。
 
 
  手順②言語・地域を設定
 
 
  日本国内で使用するには、Web版スレッドプロの初期画面で、言語/地域の画面よりAsia/Pacificを選択します。
 
 
  これにより、国内流通で入手できる品名の工具のみがリストに表示されます。
 
 
  (他の地名を選択すると、工具選択欄で他国流通のものも表示されます。)
 
 
  手順③加工内容を入力
 
 
  ThreadPro(スレッドプロ)では、はじめに加工したいねじを入力します。
 
 
  入力後「次へ」をクリックすると、その加工が可能な工具が一覧で表示されます。
 
 
  リストに表示されない場合は、以下のQ&A内のいずれかの原因が考えられます。
 
 
  手順④工具選定
 
 
  リストに出た品名から、カタログを参照の上、対応する被削材から選定いただきます。
 
 
  ※ワーク形状によっては、突き出し長さや全長等から選択することが必要です。工具選択の画面で、リストにある工具を選択することで工具情報を確認できます。
 
 
  ワンポイント
 
 
  ねじの呼び、ピッチ、ねじ長さによっては、複数の工具を選択できる場合
 
 
  能率重視の場合、刃数が多いソリッドタイプがおすすめです。
 
 
  コストや他サイズのねじ加工へ汎用性重視では、チップ交換式がおすすめです。
 
 
  チップ交換式には、以下の種類と特長がございます。
 
 
  マルチポイント:1度に複数の溝を加工する為、負荷は大きいが加工時間が短い。
 
 
  ・・・加工するねじのピッチごとに、チップを選ぶ必要がある。
 
 
  シングルポイント:1溝ずつ加工していく為、負荷は小さいが加工時間が長い。
 
 
  ・・・外径だけでなく、ピッチもある程度1つのチップで共用可能。
 
 
  ・・・ねじ立て長さが長い場合やピッチが大きい場合など、工具の振れに対応したい際に有効。
 
 
  参考資料:シングルポイント用チップのねじ適用範囲
 
 (FAQID:191)