バンドソーにおける加工トラブル 胴破断の原因と対策
バンドソーにおける加工トラブル 胴破断のトラブルシューティング
① | 降下速度の過大 | 目盛り調整し、適正な降下速度にする。特に冬季、油圧送りの場合は要注意 |
② | 鋸刃テンションの過大 | テンションを確認・調整(18~24kg/平方センチメートル)する |
③ | インサートチップの緩み | 両ガイドのインサートを点検し、緩み・傾きを調整する |
④ | ワーククランプの緩み | クランプ状態を確認し、ワークが動かないようにする |
⑤ | バックローラーの摩耗大 | ローラーを交換(0.3mmが限界)する |
⑥ | 鋸刃刃底に亀裂発生 | アイドリングガイドを出来る限りワーク側にする |
⑦ | 鋸刃背面に亀裂発生 | バックアップローラーを交換する。ホイール摩耗の場合には要修理 |
⑧ | アサリが擦られた跡 | インサートの緩み・傾きを正常に固定する |
⑨ | 鋸刃に圧痕などの跡 | ワイヤブラシを交換・調整する |
⑩ | ガイド巾が広い | ワークサイズに合わせて調整する |
⑪ | ピッチ選定 | ワークに合わせたピッチ選定が必要 |
⑫ | 切削油の供給量&濃度 | 切削油の供給量または濃度を適正に調整する |
(FAQID:130)