工作用・検査用の違い(WP・IPとWR・IR)
どちらも止り側ねじゲージですが許容差に違いがあります。
加工現場では工作用(WP・WR)を使用し、最終検査や企業間の受入では検査用(IP・IR)を使用することが推奨されています。
加工現場では工作用(WP・WR)を使用し、最終検査や企業間の受入では検査用(IP・IR)を使用することが推奨されています。
工作用は検査用より少しだけ厳しく設定されており、合格しにくくなっています。
※P:プラグゲージ(めねじ用) R:リングゲージ(おねじ用)
※P:プラグゲージ(めねじ用) R:リングゲージ(おねじ用)
【検査用、工作用の区別があるもの】従来JIS メートルねじ(1級・2級・3級)、ユニファイねじ等
GP(通り側プラグゲージ) ※区別なし |
WP(止り側プラグゲージ 工作用) ※IPより合格しにくい |
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IP(止り側プラグゲージ 検査用) ※WPより合格しやすい |
【検査用、工作用の区別がないもの】現行JIS メートルねじ(5H、6H、7H等)
GP(通り側プラグゲージ) |
NP(止り側プラグゲージ) 現行JISの止り側は1種類。区別なし |
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ねじとねじゲージの位置関係